vol.1

交響詩篇エウレカセブン 1 [DVD]

交響詩篇エウレカセブン 1 [DVD]

新世紀エヴァンゲリオンエピゴーネン(模倣者)としての批判を高らかに吹き飛ばしてくれる得も言われぬ新鮮感が良い。確かに(マクロ的な)設定の上では似通った部分もあるが、前者のような後半特に顕著だった視聴者を突き飛ばす手法は勿論無い(日曜の朝7時からあれはさすがに出来ないだろうが)。
物語は整備工場を営む祖父(サーストン)と一緒に暮らす14歳の主人公レントンの退屈で「最悪」な日常から始まる。反塔州連邦軍ゲッコーステイト(所謂反政府軍みたいなもの)に憧れ、英雄(世界危機サマー・オブ・ラヴを止めようとし命を落とす)として語られる父、行方不明になった姉を思いながらの無為の日々。ある日そんな少年の上に一人の少女(エウレカ)がニルヴァーシュ(サーフィンするロボット兵器みたいなもの)に乗って落ちてきた。そのボーイ・ミーツ・ガールを一本の軸として物語は展開していくことになる。エウレカレントンが憧れていたゲッコーステイトのメンバー。祖父サーストンが隠しもっていたディスク(アミタドライブ)によるニルヴァーシュの覚醒。その後の行き先をホランド(レントンが憧れていたゲッコーステイトのリーダー)は問う。シリーズ構成佐藤大(cowboy bebop,攻殻機動隊等)、メカニカルデザイン河森正治(マクロスアクエリオン等)監督、京田知己(ラーゼフォン等)BONESが贈る全50話。
このvol.1は『ブルー・マンデー』『ブルースカイ・フィッシュ』の全2話を収録。特典映像としてDVDvol2の予告。オーディオ・コメンタリーを収録。