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Thelonious Monk Quartet with John Coltrane at Carnegie Hall

Thelonious Monk Quartet with John Coltrane at Carnegie Hall

それにしても今年は嬉しい発掘が多いような気がする。
コルトレーン関係ではこれもOne Down One Up: Live at the Half Noteそうだけど、とにかくモンクとのこの
共演盤は嬉しい(CCCDは余計だけど)。ちなみに、マイルスのセラー・ドアー・セッションズは延期らしいが・・・。
マイルス曰く「モンクとうまくやれたのは、コルトレーンソニー・ロリンズ、チャーリー・ラウズだけだ。皆サックス・プレイヤーだ。これは俺の考えだが、モンクはおおくのホーン・プレイヤー、特にトランペットとの演奏は得意じゃなかった」(自伝より)と言っている。
そのコルトレーンとモンクの至極の邂逅がセロニアス・モンク・ウィズ・コルトレーン。というわけでこの発掘音源の意味が分かると思う。1957年11月29日カーネギー・ホール。

それにしても、まだコルトレーンのシーツ・オブ・サウンズは完成していない(と言われている)時期なのに、この意気揚揚ぶりは何だろうか。モンクは相変わらずなだけに、トレーンの1956年からの進化っぷりがまざまざと浮かび上がる。
それにしても、音質がびっくりするぐらいに良い。