TOTAL ECLIPSE

仕事終了後十数人の大人数で横浜屋へラーメンを食べに行く。麺固め油多め、生一杯。どうも最近世界が終わりそうな顔つきで生きているせいか、ラーメンを食べても何をやるにしても暗い。ラーメンを食べる時ぐらいは明るく食いたいもんだ。今はただちびまるこちゃんの藤木君のような感じで、時間を消費する。帰宅すると、カメムシが電気に猛アタックを繰り返していた。たかが虫、されどカメムシ、くさいねん。とりあえず憎き携帯電話代の支払い請求書で臭きカメムシを叩き落す。すかさずティッシュで掴み、窓の外へ投げ捨てる。さらばカメムシの一生よ、と心の中で呟くと妙に悲しくなった。ところで何故我が部屋にカメムシがいるのだろうか。