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Allez Teia

実はかなり大好きなエルドン。
エルドンというと周知の通り「四の五の言わずに、フリップしなさい」というイメージが常に付き纏い、フリップ＆イーノ、クリムゾン、フィリップ・グラスの影響で語られ、それをあまり苦にも思ってないようなリシャール・ピナス先生のほぼソロ・プロジェクト（大学で哲学の教鞭をとっている超インテリ）。
このアルバムは、エルドン特有のメタリックな反復というより、初期のアナーキーなムードがたっぷり（ジャケもノスタルジックでアナーキー、そして暴力的な傑作ジャケ）、1曲目の「フリップ王の目覚め」のメロトロンなんてクリムゾン超えしていると思う。エルドンばかりでなく、リシャール・ピナスの傑作ソロ「クロノライズ」も必聴。