ご存知
マイルス・デイヴィスの何番目かの奥さん(多分4人目かな)の今年発売されたベスト。何故今
ベティ・デイヴィスなのかは知る由もないが、このスライとか
ファンカデリックだとかが交じり合った卑猥で挑発的な
サウンドは思わず腰が砕ける年の瀬。それにしてもベティ・デイヴィスのヘヴィ・メタリックなファッション・センスには恐れ入ると同時に逆に清々しさまで感じる。
サウンドはスライの跳ねたファンク・グルーヴと粘っこい黒人特有の台詞回し。最近のロックと呼ばれる代物のなんとも言いようもないシミッたれた叙情性が鼻につく今日この頃ですが、こういうホンモノの攻撃的な
サウンドを聴くと、UKロックと呼ばれてるもの全般のCDを叩き割りたくなる。