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Chronolyse

Chronolyse

エルドンのファンだと公言して憚らない私ではあるが、何故かリシャール・ピナスのソロはあまり持っていない。まぁこのクロノライズがあればいいやと思うようにしている。
ところで2300円という値段で廉価版のような薄っぺらいブックレットだったりすると些かうんざりすることが多いけど、このクロノライズだけは逆に潔くて良かったりする。エルドンそのままにジャケからアナーキーな雰囲気が伝わってくる。薄っぺらいブックレットとアナーキー、何の関係もないけど。。
内容はと言えば、エルドンを聴いている人にはあまり説明するまでもない、電子音のようなギター音がフェイド・イン・アウトを繰り返すリシャール・ピナス御得意の幻想エレクトロニクス。音が鳴り響く時間より、音が消えていく時間こそ美しい。音の強弱こそリシャール・ピナス最大の功績。