OH YEAH

月曜の朝は酷く絶望的になる。火曜の朝から木曜の朝まではまったく区別がつかないくらい同じで、それもまた思い出すたびに絶望的になる。金曜の朝は時の流れについて思い、土曜の朝と日曜の朝は昼過ぎで、朝が絶望的に無い。
そういえば、私は昔から朝は苦手なのだった。
最近「そういえば」というのが多い。悪い傾向である。

こうも毎日無為のうちに過ごしていると、洗脳されていくような感覚に陥ることがある。会社のための日常（プライヴェート）、というものを心底嫌っていたが、なんだかそんな疑問すら表出しない毎日になってくるのだ。
この前18時過ぎに帰ろうとすると上司に「こんなに早く帰ってもやることないだろ」と笑いながら言われた。今思うと嫌味だったのかもしれない。「やることはいっぱいあるんですよ」と心の中で思うのだが、実際家へ帰ってもただ時間を費やしていくだけで、いっぱいあるやることとは何であったのか我ながら不思議に思ったりもする。そして結局CDを聞いているだけで、いつの間にか嫌な朝を迎える。