七夕

あと20分で仕事が終わるーとテンションが徐々に上がってくるやいなや、突然雷雨が降り出した。シトシト雨は好きだけど、こういった「お前はもう、家には帰れない」的雷雨はご勘弁。というわけでこれは夕立だろうと、会社内で待機。もう夏なんだな、と思い、「傘がない」を脳内で口ずさむ。しかし私は「君に会いに行かなくちゃ」ではなく「家に早く帰らなくちゃ」であるから、少しへこむ。そういえば今日は七夕である。勿論星は見えない。七夕は対象年齢8歳未満というイメージしかないので、ちょっと良い。ささの葉は実に非商用的だし、カップルは特に溢れず、セックスの匂いもなく、ただ願い事を書くというくだらなさが、今更ながらいいと思う。織姫と彦星の遠距離恋愛には興味はない。