miles davis

マイルス・デイビス自叙伝〈1〉 (宝島社文庫)

マイルス・デイビス自叙伝〈1〉 (宝島社文庫)

翻訳の方だけど、読了。読んでいる最中に違う本を読んだりして、読了まで2週間近く時間がかかってしまった。そのせいか、やたらと大勢な登場人物の名前を失念したり、何度も何度も同じページを読み返すはめに。ミュージシャンの名前は分かるのだが、それ以外の名前がどうしても忘れる。
それにしても、三日間のインタビュー形式とは言え、とんでもない記憶力だ。アマゾンのレビューにあるように、クインシー・トループの脚色もかなりあるに違いない。が、大まかなマイルス・ストーリーを知るにはなかなか楽しく、時代の流れもスピーディーで面白かった。
様々なアーティストに対してマイルスが抱いている感情も事こまやかに記されているので、基本的に読んでいて退屈な個所はなかった。