np,,,

Half Machine Lip Moves

Half Machine Lip Moves

録音状況の悪さが功を成したのだろうか、とにかく薄っぺらい。パンクのような油ぎった感覚よりも、ヤケクソ状態に陥った閉塞感、悪夢を繰り返そうとするミニマリズム、「曲」「形式」に対するアンチテーゼなのかとにかく何でもかんでもぶった切る編集気質。パンク勢をせせら笑うかのような真の「NO FUTURE」感覚に研ぎ澄まされている。ピストルズやクラッシュ、ジャムには未来はあったのだ。

とにかくこれを聴く時は異常な程大音量で聴く(音量が元々小さいので)。で、音量を上げていることを忘れて、違うCDにチェンジした時、とにかくビックリする。クロームの悪夢は続く。