ホリエモンの戦い

そういえば、サンプロホリエモンが出ていましたね。わたしゃてっきり日本テレビの株を買ったのだと思ってたら、ニッポン放送だったんですね。ここ数日、ニュースでもワイドショーでも登場しない日はないぐらいのライブドアですが、田原総一郎が言っていたように、プロ野球界参入問題の時とは逆に結構叩かれまくっているようです。
私自身、勝ち負けという価値観が嫌いなせいか、そういった株売買には全く興味がないので、とりあえず、私の大嫌いなフジサンケイ・グループ諸共、両者潰れれば良いのになーという安易な期待。
ホリエモンが38%ニッポン放送株を取得し(公式には35%)、フジが当初目論んでいた50%取得(ニッポン放送子会社化を目的とする)を邪魔し、フジへの発言権を手に入れようという算段で、フジはその発言権が及ばない25%に引き下げ、取得する模様。サンプロ出演ホリエモンによると、35%を取得すると株の上限を上げれるらしく(?)、フジの25%取得なんて最初から計算ずみだと言う。
うーん、なんかよくわからんが、これからが楽しみになってきた。暇なので。

経過
フジサンケイグループ筆頭株主ニッポン放送で、事実上ニッポン放送は親会社のような存在に当る。フジサンケイ〜は数年前からニッポン放送の株を50%取得しニッポン放送を子会社化しようと目論んでいた。
●そこへホリエモンが目をつけ、不意打ちの如く、ニッポン放送株を38%取得し、フジに対する発言権(経営に対する拒否権等)を手に入れようとする。(800億円の転換社債を使って。)
●フジの会長はライブドアと業務提携するつもりはない、と断り、ライブドアの発言権を無くすため、50%から25%へ引き下げ応戦。
●因みに、ニッポン放送持ち株会社が10社以内になると、東証上場廃止になる。
ホリエモン曰く、ニッポン放送の資産価値を考えれば上場廃止は全くどーでもいい事だとのこと。

なんだか、詰め将棋のようだ。