えせ・サブカルチャー

読み返してみると、文法がむちゃくちゃ。だけど、気にせず。

サブカルで起こる極めて些細な文化のようなものを閉鎖的に、いや、一方で大風呂敷を広げるように開放的な態度を取ろうとする人種が私は大嫌いだ。

サブカルの悲劇は、実はその彼らの思わんとする自己満足的非商業主義と、そこを極めて冷静にジャンル・カテゴライズする商業側の思惑が乱れ飛んでいるところにある。
独自のコミュニティに引き篭もろうとする(これまた一方で開放的な態度を取る)オタクという人種は、私のように一方で自虐的でありながら、一方でどこかしら優越感を持っているもんだから始末が悪い。
自分達のことを煮ても焼いても食えない人種だと思う一方、経済的側面上煮たり焼いたりやられっ放しなのである。マーケティング・ビジネスを嫌う傍ら、きっちりと企業にマーケティングされているのだ。

しかしまた私のように半端にサブカル批判をする人間こそが、そのサブカルの中にいたりするわけで、混迷を兆す日本の低俗エゴ満悦文化、結局は持ちつ持たれつの関係なのである。
話が飛躍しすぎた気がしないでもない。