最終楽章

例年通り花粉症と春が同時にやってまいりました。
この時期、新たに聴く音楽は違う感触を伴って頭脳に残る。私にとってブルー・ミッチェルのブルース・ムーズとかがそうなのだけど、逆にこの時期記憶に種まきを施された音楽は、違う時期に聴けなくなるという問題も付き纏う。

労働というのは時間だけでなく感受性までも奪うもので、モラトリアム期に過ごした記憶の名残でしか新たなものに対応出来ない。実に遺憾である。

ソニック・ユースの1stEPがついに再発される。金が無い。

ストーンズの紙ジャケを予約する。金が無い。

デフ・スクールの2ndを聴く。なんとも間抜けな音楽である。