今日のこと、その3

現代病として、所有欲。
処世術だかなんだか知らないけれど、スローライフもどきの「捨て去ること」ということが盛んに囁かれている。
こんな難しいものはない。
記憶が薄れていくという悲しさを、物質や形あるものに変えて求める、っていうのは人間本来の誤魔化しではあるが、それを捨て去る勇気は私には勿論ない。CDとかレコードとか(結局これ)。。


別のファクターとして、友達とかそういうもんは捨て去る以前に去っていくもので、突き詰めれば私達はだれかを所有しているのではなく、誰のモノでもない。当たり前だ、と言われるが、欲する時点でエゴであると思う。さらには永遠なんて幻想で、一生の友という言葉は所有欲、または自己満足的「安心」の裏返しではないのだろうか。

なんだか、今日はとっても気分が良いのだ。